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Opener Rate にデッキを一括で読み込む3つの方法

遊戯王ニューロンの公開デッキURL、.ydkファイル、ydke:// URL のいずれかから Opener Rate にメインデッキを一括で取り込む手順と、読み込み後の反映方法、注意点を解説します。

Opener Rate で初動率を計算するには、まずデッキのカードと枚数を登録する必要があります。40枚のデッキを1枚ずつ手で入力するのはそれなりに手間で、ここで面倒になってしまう人も多いはずです。Opener Rate には、すでに持っているデッキデータからメインデッキを一括で取り込む機能があります。取り込み元は、遊戯王公式データベースの公開デッキURL(ニューロン共有)、.ydkファイル、ydke:// URL の3つです。この記事では、機能の有効化から3つの読み込み方法、取り込んだ内容の反映と注意点までを順番に解説します。

ベータ機能を有効にする

デッキ読み込みは実験的機能として提供されているため、初期状態ではボタンが表示されません。URL に ?beta=true を付けてhttps://opener-rate.miyauchidp.dev/?beta=trueのようにアクセスすると有効になり、カード一覧のセクションに「公式DBからデッキを読み込む」ボタンが現れます。有効化した状態はブラウザに保存されるので、次回からはパラメータなしでアクセスしてもボタンは表示されたままです。

ボタンを押すと「デッキを読み込む」というダイアログが開きます。入力欄は1つだけで、貼り付けた内容が公開デッキURLなのか、.ydkファイルの中身なのか、ydke:// URL なのかは自動で判別されます。

Opener Rate のデッキを読み込むダイアログ。Betaバッジ付きのタイトルと、公式データベースの公開デッキURL、.ydkファイルの内容、ydke:// URLのいずれかを貼り付ける入力欄、.ydkファイルを選択ボタン、読み込むボタンが表示されている
「デッキを読み込む」ダイアログです。1つの入力欄に URL でもファイルの中身でも貼り付けられ、形式は自動で判別されます。

方法1: 公式データベースの公開デッキURL

遊戯王ニューロンなどからデッキを公開すると、公式カードデータベース(www.db.yugioh-card.com)にそのデッキの詳細ページができます。このページの URL を入力欄に貼り付けて「読み込む」を押すと、メインデッキのカード名と枚数が取り込まれます。ダイアログの注記に「公式DBは公開設定のデッキのみ読み込めます。」とあるとおり、読み込めるのは公開設定になっているデッキだけです。自分のデッキを取り込みたい場合は、先にニューロン側でデッキを公開しておいてください。

公式データベースで一般公開されているデッキレシピもそのまま読み込めます。大会の入賞デッキの初動率を検証したいときは、公開されているレシピの URL を貼り付けるだけで試せます。

方法2と3: .ydkファイル、ydke:// URL

デッキ構築ツールやシミュレーターで広く使われている .ydk 形式にも対応しています。「.ydkファイルを選択」ボタンから手元のファイルを選ぶと、内容が入力欄に読み込まれます。ファイルの中身を直接コピーして入力欄に貼り付けても同じように認識されます。ファイルから読み込んだ場合は、ファイル名がデッキ名の候補として使われます。

同様に、ydke:// で始まる形式の共有 URL にも対応しています。どちらの形式もカードは番号(パスコード)で記録されているため、取り込み時に日本語のカード名へ自動で変換されます。ダイアログの注記にあるとおり、カード名データは定期更新のため、発売直後のカードは「不明なカード」として取り込まれることがあります。その場合は反映後にカード名を修正してください。

プレビューを確認して反映する

「読み込む」を押して読み込みに成功すると、ダイアログ内にデッキ名、種類数と合計枚数、カードごとの枚数の一覧がプレビュー表示されます。ここではまだカード一覧は書き換わっていないので、内容を確認してから反映方法を選びます。

公開デッキURLを読み込んだ後のプレビュー。OCG日本選手権 日本一決定戦 優勝デッキというデッキ名と21種類 / 合計 40枚の表示、カードごとの枚数一覧、置き換えると追記するのラジオボタン、デッキ名も反映するチェックボックス、カード一覧へ反映ボタンが表示されている
公式データベースで公開されている大会優勝デッキの URL を読み込んだ状態です。デッキ名と40枚の内訳がプレビューされ、反映方法を選べます。

反映方法は「置き換える(カード一覧を上書きし、デッキ枚数を40枚にする)」と「追記する(同名カードは枚数を合算)」の2択です。新しいデッキをゼロから検証するなら置き換える、いまのカード一覧に足りない分だけ足したいなら追記する、と使い分けます。デッキ名が取得できた場合は「デッキ名も反映する」のチェックで、デッキ設定のデッキ名まで一緒に更新できます。「カード一覧へ反映」を押すと、カード一覧に取り込んだカードが並びます。

カード一覧へ反映した後の画面。カード一覧に合計 40枚のバッジが付き、鉄獣戦線 ナーベルや灰流うららなど読み込んだカードが枚数付きで並んでいる
反映後のカード一覧です。40枚がカード名と枚数付きで登録され、1枚ずつ入力する手間なしにパターン設定へ進めます。

読み込み後に確認すること

取り込まれるのはメインデッキだけで、EX デッキとサイドデッキは対象外です。初動率の計算に使うのはメインデッキだけなので、通常はこのままで問題ありません。

注意したいのは壺の扱いです。デッキリストに金満で謙虚な壺や強欲で貪欲な壺が入っていても、これらは通常のカードとしてカード一覧に並ぶだけで、壺設定には自動で反映されません。壺をドロー効果として計算に含めたい場合は、カード一覧から壺を削除し、壺設定の記事を参考にデッキ設定の壺設定へ枚数を入力し直してください。

また、すでにパターンを設定した状態で「置き換える」を選ぶと、カードがすべて新しい登録に差し替わるため、パターンの条件が参照していたカードとのつながりは外れます。パターン自体は残りますが、条件の対象カードは選び直しが必要です。デッキを丸ごと入れ替えるときはパターンも見直す前提で使い、同じデッキの微調整なら「追記する」を選ぶと参照を保ったまま取り込めます。カード一覧が埋まったら、あとはパターン設定の記事の手順で初動条件を登録すれば、初動率の計算を始められます。